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2月17日18時47分配信 フジテレビ
若者から大人の女性まで人気の「まつげエクステンション」で、接着剤が目に入り、炎症を起こすなどの健康被害が相次ぎ、国民生活センターが注意を呼びかけた。
渋谷では、「楽になるし、目ヂカラが倍増します」、「化粧とってもかわいいし」などといった声が聞かれた。
今や「目ヂカラ」アップの定番となった「まつげエクステンション」。
1本1本まつげに接着するため、マスカラいらずと、若者から大人の女性まで大人気になっている。
ところが、まつげエクステをした女性の写真を見てみると、エクステの部分に透明な繊維が付着していた。
これは、まつげを接着する際についたもので、角膜を傷つけるおそれがあるという。
ほかにも、接着剤が目に入り、炎症を起こすなどの健康被害が相次いでいる。
こうしたことを受け、国民生活センターは17日、まつげエクステに関する注意を呼びかけた。
国民生活センターは、会見で「施術者の技術によって、特に危害が発生しやすい」と話した。
都内の眼科でも、こうした患者が、ここ2〜3年で4倍近くに増加しているという。
加藤眼科の加藤卓次院長は「黒目の表面が傷んじゃう感じなんですけどね。後遺症として、視力障害が残ってしまう可能性も否定はできないですね」と話した。
街のいたる所にある、まつげエクステの看板。
国民生活センターには、年間50件ほどの健康被害が寄せられているという。
東京・渋谷区でまつげエクステを扱う「Foula」では、健康被害が起きないように、実際にまつげを数本つけて経過を見るパッチテストを行ったり、利用者の体調によっては施術を断るケースもあるという。
炎症の一番の原因は接着剤。
このサロンでは、パッチテストの実施や、まぶたに接着剤がつかないように十分注意しているという。
本来、まつげエクステは美容師の資格がなければできない。(知らんかった…)
しかし、現状では資格なしで行っている業者も多いといい、消費者庁は、厚労省に監督指導強化の要請をした。
最終更新:2月17日21時42分